CEマークとヨーロッパの安全基準日本国内で乳幼児のおもちゃについて「食品衛生法」に規定があるように、海外各国にも安全基準や規格が存在します。そのひとつが、欧州連合(EU)に加盟する各国共通のルールとなっている統一規格として定められているおもちゃの安全基準「EN71」。ENとは、Europian Norm(European Standards:欧州規格)の略称。欧州連合(EU)加盟国でおもちゃを製造・販売する際には、この統一規格の安全基準に適合していることが義務付けられています。おもちゃについての安全基準として、大きさ、形態、塗料、強度などについて詳細な規則があります。そしてこの基準を満たしていることを証明するのが「CEマーク」と呼ばれるものです。製造者自身が適合を...16Jan2016おもちゃの安全性について
おもちゃを選ぶとき、まず一番に気をつけたいことおもちゃを選ぶとき、何よりもまず第一に気をつけてほしい「安全性」について。日本では「食品衛生法」により、6歳未満の子どもが使うおもちゃについての安全基準が定められています。小さな子どもがおもちゃで遊ぶ時、お口に運んで舐めたりくわえたりすることが多いため、健康を損なうおそれのある原材料や有害物質が溶け出す可能性がある塗料などの使用を制限するための制度です。つまり、この法律に則った検査に合格したおもちゃであれば、安心して小さなお子さんに遊ばせてあげられるということです。ここで注意してほしいことがひとつ。対象年齢が6歳以上と表示されているおもちゃや、乳幼児向けではない雑貨として販売されているものは、食品衛生法の規制「対象外」であるというこ...16Jan2016おもちゃの安全性について