「北風と太陽」のような。蜜ろう粘土の時間。

先週の寒さはどこへやら、今日はマフラーや手袋もお休みして、コートの前を開けても気持ちよい、ぽかぽか陽気の朝ですね。なんだか「北風と太陽」のお話しみたいです。


ちょうど昨日から、店頭でスタートしている「自然素材と一緒につくる『蜜ろう粘土』体験ワークショップ」でも、「北風と太陽」のお話しをしていたところでした。


蜜ろう粘土は、室温では固いのですが、指先で温めるとだんだんとやわらかくなり、自由に造形ができるようになります。

初日のワークショップにご参加いただいた皆さんは、蜜ろう粘土ははじめてとのこと。

小さい子は2才さんから大人の方まで、まずはゆっくりと粘土を温めて、やわらかくするところからスタートします。


はじめはコロコロした粒状の粘土が、指先でやわらかくなってくると、まーるいお団子にも、薄ーいおせんべいにも、ながーい紐にも変化します。
紙や木、ガラスやプラスチックなどにぺたっと貼りつけることもできます。


この時に小さなお子さんと話題にしたのが「北風と太陽」のお話しでした。

早く作りたい、貼りたい気持ちが先立つと、ついつい、力いっぱい押しつけたり、たたいたり、したくなっちゃいます。


が、そこは「太陽」のように、やさしく、やさしく、ゆっくりとあたためてあげると、力をかけずともゆる~~っとやわらかくなってきます。


「お日様みたいに、やさし~くあたためてみてネ」と声をかけると、お顔までお日様みたいにやさしくニコニコしながら、両手で粘土をあたためてくれたお子さんの優しい表情が印象に残ります。


ワークショップでは、2種類の蜜ろう粘土を使って、たくさんの素敵な作品をお持ち帰りいただきました。


蜜ろう粘土は、手や台も汚れにくく、衛生的で、乾燥もしにくいなど、ご家庭でも扱いやすい素材です。
おうちでもたっぷり楽しんでいただけたら嬉しいです。


次回の蜜ろう粘土のワークショップは、2/13(月)開催です。

ご予約は、こちらのページからどうぞ → http://onionworld.jp/news/post/38365


こころとからだによいあそび | 千葉・木のおもちゃ店プチボナム

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